ほにゃり ほにゃりふたりたび 第15話
     作者:空ーAIRー



「・・・・」

はっきりいってこの美凪とゆう人はよくわからない人だ

「く〜・・・・もう食べられない・・・・zzz」

こっちはこっちでなんか夢みてるし

「・・・ところで」

「はい?」

「あなたは何をなさっていたんですか?」

「あ、俺はこいつを運んでいたところだったんで」

「・・・・」

じぃ〜っとことみをみている

「・・・・」

じぃ〜

「・・・・ぽ」

また照れた(汗)

「・・・なんか気になるようなんでこいつ起こしますね」



つんつん

「ん〜・・・」

つんつん

「う〜ん・・・」

「ことみ〜」

「・・・・」

最終手段にでることにした

むにゅ

「んっ〜」

鼻を閉じる

「ん〜〜〜っ!!・・・・ぷはっ!」

「おはよう、ことみ」

「はぁ・・はぁ・・なんか息苦しい」

「お前寝すぎだからだよ、しかも涎垂らしながら寝てたし」

「っっっ!!!」

ばばーっ!!と後ずさりして鏡でチェックしていることみ

なにやらあちらで叫んでいるようだが気にしないことにする







暫くたって、ようやくことみが戻ってきた

「・・・・・」

顔真っ赤にしていることみ、自分の顔見て絶叫していたのはこのことだろ

「・・・・ひょっとして、見てた?」

「もう、ばっちり!」

「うぅ〜・・・朋也くんのいじわる〜」

ぽかぽか叩いてくる

「とっても仲良しなんですね、お二人は」

「うおっ!!」

今まで気つかなかった(汗)

「・・・朋也くん?」

「ああ、この人は遠野美凪とゆう人だ」

「はじめまして」

ぺこりとお辞儀する

「私は一ノ瀬ことみです」

ぺこりとお辞儀する

この二人を見ていると・・・・

「似たもの同士?」

「「?」」

なぜか?がハモってるし(汗)

「こらー!!みちるを無視するなー!!」

ドガッ!

「ぐはっ!」

もろに鳩尾に入ってしまい、悶絶する

「ぐお〜〜〜〜〜〜!」

「ふん!正義は勝つのだ!」

「大丈夫?」

「ああ・・・・いてて」

「にょ?おねえちゃんはだれかな?」

「私?私は一ノ瀬ことみってゆうの、ひらがなみっつで「ことみ」ちゃん」

ぺこりとお辞儀する

「そっか!私はね、みちるってゆうの!よろしくね!」

「・・・・ぽ」

なぜお前が照れる(汗)

「そういえば、おねえちゃんはこいつと一緒に旅してるんだよね?」

こいつ呼ばわりかよ・・・

「うん、朋也くんと一緒なの」

「ふーん・・・なんかこうゆうの、前にもあった気がする」

「それって、往人さん夫婦のことじゃない?」

「そうそう!!この岡崎朋也はあの憎き国崎往人にそっくりなのだ!」

「へぇ〜・・・ってことは俺も憎まれてるのか?」

「もちろん!!」

えっへん!とばかりに胸をはる

「・・・・」

つかつかつか



バゴッ!

「にょめ!!」

とりあえず殴っておいた

「それにしても、この町では往人さん夫婦って有名人なんだな」

「ええ・・・とてもお似合いの夫婦ですから」

さっきの佳乃さん姉妹といい、羨ましそうな、でも嬉しい感じを二人に受けた。

「悔しいけど、かみかみと国崎往人はお似合いかな」

かみかみ・・・・観鈴さんのことらしい(汗)

「でも、変態誘拐魔の岡崎朋也とことみんは全然不釣合いだね!」

にゃははと笑うみちる

「・・・・」

つかつかつか



バコッ!バコッ!バコッ!

「にょめ!にゅる!にょわ!」

おまけで三連発殴っておいた

「ううっ〜・・・」

「どうした?」

「うーん・・・」

「人生こんなもんさ」

「そうかな〜・・・」

相当効いたのだろう

「岡崎さん」

「はい?」

「・・・ロリコン?」

「なんでやねん!」

また言われてしまった(涙)

「・・・ロリコン?」

「ことみもかよ!?」

「朋也くん、ツッコミうまくなったね」

にっこりと笑うことみ

「そうか・・・・っておい!」

「?」

?じゃねえよ(汗) 「とりあえず、もう夜だから帰るか」

「そうだね、そろそろお夕飯の時間だし」

「・・・・うっかりです、私も今知りました」

「じゃあ、そろそろ俺たち帰りますね」

「はい・・・・ではまた」

ぺこりとお辞儀

「岡崎朋也〜!!」

「ん?」

「べぇ〜〜!!」

「・・・・」

帰り際に辞書を投げる

「じゃあかえるか」

「うん」









まあ、何かと忙しい日であった



「にょめ!!」







ふっ・・・悪は滅びる・・・・





終わり



 to next